時が経つのは早いというものと、俺の魂が存外まだまだ若かったのだなというものと、二重の驚きを感じたのであった。



以下私信

「ふ、今年の俺は一味違うのだよ？見給え、涼しげな柄のシャツ――――」

「そのストライプシャツ超おっさんくさいんですけど！まじウケる！」

「・・・・」
（それでも俺はストライプシャツが好きだ）

「ていうか今年は女体化無いの？毎年恒例じゃん！」

「ＤＡ★ＭＡ☆ＲＥ」

留守中放っておいた様々なことに追われる日々である。
今宵こそは小窓も開けられるであろうと思っていたのだが甘かった。
く・・！目頭が熱い・・！
もう少しすれば落ち着く・・・筈、なので、諸々挨拶はその時にさせて戴くことにしよう。

ということで自室の扉にひっそりと帰還の知らせを貼っていたのだけれど、
贈り物や温かい言葉で綴られた手紙やら、本当に嬉しくて驚いてしまった。
有難う、俺は果報者だな。
早く君達に会いたいと、心からそう思うよ。

・・・いかん、もうこんな時間だ。